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偕楽園 — 梅の詩情

公開日: 2026年7月29日
更新日: 2026年7月29日
日本三名園徳川斉昭好文亭水戸
偕楽園 — 梅の詩情
偕楽園 — 梅の詩情 2

偕楽園は日本三名園のひとつだが、金沢や岡山の精緻な貴族の庭と違い、庶民のために造られた。水戸九代藩主・徳川斉昭が、自然の美は独占せず分かち合うべきという理念で1842年に公開した。庭は白・桃・紅の100品種3000本の梅を中心とし、2月下旬から3月にかけて次々と咲く。

体験は格式ある構図よりも、香る梅の下を歩き、隠れた茶室を見つけ、好文亭に登って千波湖を見渡すことにある。周囲の竹林が街から音を遮る — 開花期に聞こえるのは風のそよぎと水のせせらぎだけだ。偕楽園の設計は人工の対称を強いず自然の地形を活かし、展示より育てた森のような風景をなす。この親しみやすさと自然さが、兼六園や後楽園の制御された完璧さと一線を画す。

基本情報

営業時間

日の出〜日没(通年)

定休日: 無休

料金

入園320円(通年) | 梅まつりの夜間ライトアップ: 800〜1000円の別券 | 好文亭の抹茶: 500円

ベストシーズン

2月下旬〜3月中旬(100品種3000本の梅)

滞在目安

1.5〜2.5時間

アクセス

アクセス情報

偕楽園は水戸駅(JR常磐線、特急で東京から70分)から徒歩15分。通年、日の出〜日没。入園320円(通年)。梅まつりの夜間ライトアップは800〜1000円の別券。梅の見頃: 2月下旬〜3月中旬。

インサイダーガイド

プレミアム
**開花の戦略:** 100品種の梅が4週間かけて順に咲く。早咲き(2月下旬)は主に白で香りは軽い。中咲き(3月上旬)は最も濃い桃色の「思いのまま」。遅咲き(3月中旬)は八重の「八重寒梅」で香りが強い。 **最良の順路:** 東門から入り竹林を抜けてまず好文亭へ(9:00開場)、それから梅林を下る。西斜面が古木の密度が最も高く中央の散策路より空く。 **好文亭の呈茶:** 好文亭で抹茶と和菓子を500円、梅の谷を望む畳の間で。予約不要、並ぶだけ。同じ抹茶が東京の観光地では1200円する。 **撮影地:** 南入口近くの「梅のトンネル」が絡み合う枝の自然のアーチを縁取る(光は14:00〜16:00が最良)。好文亭三階からの日の出は、梅を前景に千波湖から立つ霧を捉える古典的な浮世絵の構図だ。 **あわせて:** 水戸弘道館(徒歩10分)は旧藩校で日本屈指の歴史的資料を所蔵。無料、訪れる人は稀だ。

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